コンデ・エルマノス/中古 クラシックギター

CONDE HERMANOS(コンデ・エルマノス) EC−1タイプ 松/インディアンローズウッド 1966年中古品です。

『ATOCHA,53』(アトーチャ、53番地)ラベルのクラシックギターです。弦長は660mmとなります。
アトーチャ・コンデ・ラベルのEC−1タイプです。
この頃は、ラベルに型番表記がなく、スペックで型番(フェリーペ・コンデのカタログに出ています)を判断します。

ネックはもちろん真っ直ぐで、弦高@弦2.9mmE弦3.5mmと少し低めにセットされています。
表面板にはベアクロー杢の入ったジャーマンスプルースを用い、、サイド・バックは目の細かいインド産のローズウッド、ネックはセドロのスペイン式一本棹方式で、指板はエボニーというスペックになっています。
糸巻きは白蝶貝(マザー・オブ・パール)ツマミのフステロです。

57年経っていますので、全体的に枯れた音色で、低音域は太く男性的な鳴りで、高音域はカラッと明るい音色で良く鳴っています。なかなか良い音です。

コンデ兄弟(コンデ・エルマノス)とは、
長男ファウスティーノ(FAUSTINO CONDE)1913年〜1988年 通称グラヴィーナ・シエテ(GRAVINA−7番地)⇒後継者なし。
次男マリアーノ(MARIANO CONDE)1916年〜1989年 通称フェリーペ(FELIPE−V番地 2)⇒後継者あり。
三男フリオ(JULIO CONDE)1918年〜1995年 通称アトーチャ(ATOCHA−53番地)⇒後継者なし。
です。
今でも、この三か所の住所が記載されているギターが出てきますが、フェリーペとマリアーノ系以外は、外注品となります。

当初、長男ファウスティーノと次男マリアーノが工房におり、三男フリオが1950年代から『アトーチャ−53』のマネージャー(店長)でした。
1980年に、次男マリアーノは二人の息子(長男FELIPE/フェリーペと次男MARIANO/マリアーノ)と三人で『FELIPE−V 2』に新しい工房を作りました。
2010年頃、長男フェリーペの弟のマリアーノは、息子と娘の三人で独立し別の工房を作りました。

ネックは真っ直ぐです。
修理箇所:見当たりません。
傷みなど:全体的に年代相応のキズはあります。
弦高:@2.9mm E3.5mm
ナット幅:52.5mm
ナット部弦幅:42.5mm

ハードケース付きです。

楽器名 CONDE HERAMNOS EC-1
生産国 スペイン
年式 1966
表面板 スプルース
裏板/横板 インディアンローズウッド
塗装 ポリウレタン
弦長(1弦) 660mm
糸巻 フステロ/白蝶貝ツマミ
税込販売価格 ¥385,000
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